全知全能森羅万象妹ゲームClover Day'sについて
コロナウイルスの猛威が止まらないですね。
学校、イベント、プロスポーツ等様々なものが制限されお家で何もせず虚無感を漂わせている人も多そうですね。
かく言う筆者も自粛中暇になったのでバドミントンのラケットを友人と一緒に買って体を動かそうと目論んだのですが、公園で子供達が大量に発生していてプレイスペースの確保が難しくなったので2回しかやらずに押入れ行きになりました。体育館は面倒くさかったです。今の時期借りられるのかもわからん。
えっちゲームの消化もなんか気が乗らず、ほどほどなペースで消化しながらTwitterのチー牛共の鳴き声TLを眺めるだけという何の生産性の無い虚無な日々を過ごしています……
でもですね、そんな虚無な心を照らして日々の活力に還元出来るような魔法の妹ゲームがるんですよね……
それがこち!ら!
http://www.alcot.biz/product/cld/(公式ページ)
とっつきやすいビジュアル、そこそこ読めるシナリオ、そして何といっても宇宙が加速度的に膨張するが如く無限に可愛さが溢れる姉妹……
以上のことから、Clover Day's(鷹倉姉妹)はひとつなぎの大秘宝なんですよね。
・Clover Day'sのアピールポイント
・とにかくかわいい姉妹
表情、声、仕草全て見ていて身悶えます
・絵が綺麗
萌えゲーアワード2014年度キャラクターデザイン賞金賞は伊達じゃない
・とにかくかわいい姉妹
このゲームは杏鈴と杏璃の為に存在しています
・曲が素晴らしい
OPが2つあるのですが両方とも素晴らしい BGMも良質
・とにかくかわいい姉妹
可愛さランクSSS 脳みそがとけますじゃなきゃこんなもん書かない
・あらすじ
親に捨てられ、イギリスの養護施設で育てられた優人は、貿易商を営む鷹倉義臣の養子となり、日本へ移住することとなる。
日本語がほとんど話せず生活に苦労する優人であったが、双子の義妹である杏鈴と杏璃、初等部のクラスメイトである竜胆つばめや結橋泉たちに支えられて、かけがえのない絆を育み、幸福な幼少時代を過ごした。そして10年の月日が流れ、誠実な好青年に成長した優人の前に、10年前に海外に引っ越していったもう一組の双子の幼馴染である加賀美ヘキルと加賀美ヒカルが現れる。ヘキルは10年前に交わした幼い日の約束を果たすために帰ってきたと口にする
この記事あまりにも中身が無いのでOPムービー見た方がわかりやすいまである、割とマジで
超絶神曲OPムービーをみれば何となく物語は想像出来るのかなと思います。
簡潔に言うと『双子の妹×幼馴染』ですね。
幼い頃外国に行って離れてしまった姉妹が10年の時を経て帰ってきたと思ったら主人公にいきなりキスして「小さい頃にした約束を果たすために帰ってきたよ…?」的なことをいいだしてから周りのヒロインずに心境にも変化が出てき始めて物語は動きだします。
・ヒロイン紹介
鷹倉 杏鈴(たかくら あんず)
主人公、優人が養子として引き取られた鷹倉家の双子姉妹の姉。
CVは種崎敦美桐谷華。これだけでも爆アド。
日本人の父とイギリス人の母の間に生まれたハーフ。
重度のブラコンで優人にひたすら甘えては妹の杏璃に窘められている。
朝からもふもふしあうレベルで甘えん坊さん。
とっても甘えん坊な妹の面が強いがたまに見せるお姉ちゃんの一面がもう尊い。。。
杏鈴ルートでは杏鈴の暗い過去や杏璃とのこじれ、亡くなった母についての話しになっていくが杏鈴はしっかり「お姉ちゃん」をやっているんですよね。。。
普段の甘えん坊な妹キャラとのギャップにまた惹かれていきました。
あと、とにかく色んなものに「さん」付けする。なににとは言わないが。
鷹倉 杏璃(たかくら あんり)
鷹倉家の双子の妹。母の血が色濃く出た杏鈴と違って杏璃は日本人の血が強く出ている。
性格も杏鈴とは対象的で妹だけど杏鈴よりもお姉ちゃんしてる。
勤勉家で比較的落ち着いていてちょっとませていてだけどお兄ちゃんの事になると素の部分が垣間見えて駄々っ子な一面も見えたりする。
杏璃のルートでは、ずっとお兄ちゃんと勉強して、ずっとお兄ちゃんの背中を見て育ってきた杏璃だからこその葛藤が垣間見えることに。
本当は杏鈴並に甘えん坊なのにその気持ちを制してお兄ちゃんや杏鈴を支えてきた健気でおませな杏璃の甘えん坊モードを見たら最後、もう道は引き返せない……
オトナでこどもな杏璃ちゃんに首ったけになりましょう!
竜胆 つばめ(りんどう つばめ)
このいかにもえっちな雰囲気を醸し出している幼馴染ヒロインの1人であるつばめちゃん。
幼馴染ズと比べると大人っぽい雰囲気があって面倒見もいい方なのでお姉ちゃん気質かと思いきや双子の兄がいるので妹属性も持っていておっぱいが大きくてエセ関西弁(どっちかというと京都弁かもしれないけど)と属性が多い彼女。
演劇部の部長ということもあって演劇に真面目に取り組んでいるつばめちゃん、ルートに入っても演劇部としての彼女の活躍が見れるのですが、この子は淫乱ピンクなので彼女になってからのHシーンの豊富さ、多彩さに終始する。こいつらHしかしない……
この子の見た目が大好き!っていう人にとっては実用的なルートかもしれませんね!
結橋 泉(ゆいばし いずみ)
く
す
は
ら
ゆい!!
優人と同い年、幼馴染でありつばめちゃんとは親友とも言える泉ちゃん。
優人に対して割と素直に好意を示しているつばめとは対照的にツンデレ(ですらない)チョロイン彼女。
筆者は杏璃が一番好きなのですがこの子もかなり好きなんですよね~~
同い年グループと同じく演劇をやっていたが家が貧乏な為、バイトと勉強に明け暮れている。(学園も特待生として入学している)
彼女のルートでは学級委員長でもある西園寺 瑞穂(さいおんじ みずほ)というキャラクターが重要なキーパーソンになるのだが核心はゲームで見て欲しい(因みに3Pはありません。キレそう。)
家のために自分のために優人の為に日々頑張っている泉ちゃんは典型的なチョロインなので彼女になってからの態度はは期待通りの反応をみせてくれる信用可能ポケモン。
加賀美(かがみ)ヘキル、ヒカル
10年振りに海外から帰ってきた帰国子女の姉妹(ただし帰国子女要素はほぼ無いに等しい)
絵画が得意でのほほんとしたどこかつかみどころの無い性格な姉のヘキル、モデルをやっていてヘキルLOVEで家事も万能なしっかり者のヒカル。
愛情表現がストレート過ぎるヘキルが優人にキスして物語が始まりますが、姉を献身的に支えてきたヒカルの心境にも……??
そして、この姉妹のみ、あの3Pが……所謂姉妹丼が見てるルートとなっております。
個人的な話しをすると筆者は「失恋する女の子」が好きなのであまりハーレム的なやつは好きじゃないんですよね・。・
・まとめ
鷹倉姉妹ゲー過ぎる
良くも悪くもこの一言に集約されます。
妹キャラが好き、優しい雰囲気のゲームが好きって人はやってみて下さい!
千の刃濤、桃花染の皇姫 感想(ネタバレ)
初めまして。すずなです。初投稿です。
早速ですけど気が向いたので千の刃濤、桃花染の皇姫(以下、千桃)を攻略したので小学生並の感想を正史とヒロインの話しを織り交ぜながら書いていこうと思います。
クリア自体は最近ですが、時間が結構経っている為所々間違っている箇所があるかもしれません。というかある。特に翡翠帝√
ガッツリネタバレしているので嫌な方はブラウザバック推奨。
尚、余談(本筋の後日談)及びHシーンはまだ未プレイなのでそこには触れないです。
あらすじ
少しでも楽をしたいから公式サイトから引っ張ってきましょう
なんかオサレだ……
まあ意味はわかるけど若干説明不足感があるので補足すると
- SF的な世界観で皇国(日本がモチーフ)と共和国(恐らく米国)の二つの国が存在する
- 平安時代を思わせる景観で武人(侍)や「呪術」といった不可思議な力が存在する時代だが携帯電話やテレビ等現代の道具も存在する
- 皇国は独立した存在だったが共和国に侵略され植民地となる
- 植民地化され、寝返った家臣から追い出された王女、宮國朱璃は復習を計画するが運命的な出会いを果たした主人公、鴇田宗仁に戒められ、「家臣への復習」から「皇国を共和国からの奪還」を目指していく。
このゲームは話しを進めていくのちに攻略可能なヒロインがピックアップされてそのヒロインに進めばヒロインと結ばれて物語は終了、ヒロインを選ばなければ正史に進んでいきまた次のヒロインへ……という脱落式の一本道を採用している。
OPが神曲なので是非聞いて下さい。
ここからは物語の順番通りにヒロインに触れて述べていこうと思う。
稲生 滸(いのう ほとり)
この服装で武人は無理でしょ
皇国の3大武人一族の筆頭、稲生家の女武人。武人の集まりである「奉刀会」という集団に所属しており、前の会長である父が消息不明になったのちに彼女が代わりに”会長代理”として会をまとめている。
共和国との戦争で戦争前の記憶を失った宗仁をお世話しており、その事を宗仁も多大な恩義を感じている。
元々幼い頃から親交があるいわゆる負けヒロイン幼馴染なのだが、宗仁は記憶を失っているため色々な気苦労を背負い込む。
この√では幼い頃から密かに抱いていた恋心をぽっと出のピンク髪によって乱され、その心の隙をとある人物に利用され呪術によって洗脳されてしまう。
「武人に色恋は不要」
稲生家では心を無にする境地を一番大切にしており、滸も常にその言葉を念頭に置いて生活していたが、不自由な生活を強いられた宗仁をお世話してしていくと徐々に恋心が大きくなり、呪術によって徐々に情緒不安定になってしまう。
そして、洗脳されてしまい朱璃の殺害を試みるが宗仁に阻まれる。
見境がなくなるまでに洗脳が進行していた滸と戦闘になる。
稲生家の武人は伊達じゃなく宗仁は劣勢を極めるが、宗仁と刃で会話をしていくことで徐々に洗脳が溶けて目を覚ます。
√に入るとそのまま彼女になり、正史では宗仁と恋心を超えた戦友として生きていくことを誓う。
感想
短い。
俺たちの戦いはこれからだぜエンド的な打ち切り感が否めない。
普段と二人きりでのギャップやら武人とアイドルのギャップやらとにかく色々なギャップが楽しめるキャラなのだが如何せん話しが短く魅力が伝わる前に次の話しにいってしまった。
かといって終盤で挽回するかと思えばそうでもないため不遇なヒロインだなという印象が一番強かったです。
鴇田 奏海(ときた かなみ)
国民のオナペット
皇国の現皇帝である翡翠帝。でも実は宗仁の義妹である。
国民に絶大な人気を誇る翡翠帝だが、裏では朱璃の仇である小此木の傀儡として生きている可哀想な少女である。
敗戦後、小此木に拾われた奏海は小此木の傀儡として皇帝を騙る代わりに義兄の宗仁の捜索を依頼する(当然、宗仁は既に小此木に見つかっているが伏せられている)
小此木の指示で学園に転入し、時間があれば登校するようになるがその時に学園の生徒である宗仁と再開する。が、宗仁は戦争以前の記憶を失っている為奏海に気付くことはない。
時を同じくして、学園の生徒会長兼共和国の副総督であるエルザが奏海に接近し、「竜胆作戦(皇居を警備している共和国軍をエルザが意図的に警備を緩め、奉刀会が小此木を討つ作戦)」の原案を持っていき奏海も了承する。
奏海は奉刀会の旗印として振る舞い、奉刀会=官軍の図式を作る役目と作戦が成功した後、引き続き翡翠帝としてこなしていくことを条件に、作戦の間宗仁を側近として置いておくことを提案し、エルザも了承する。
奏海のアピールと周りのサポートのお陰もあり、宗仁は奏海を義妹だということを思い出す。
竜胆作戦の計画を練っていく日々を送っている中で林間学校が行われる。
その林間学校の終わり間際に奏海は朱璃に
と朱璃に期間限定ではなく、正式な臣下として宗仁を迎え入れよう(それ以上の意味もあるのだが)とする。
戦略的な事情もあって宗仁は奏海の配下となる。
その後、√に入っていれば植民地から脱却し新たな政策の下で宗仁と結ばれてEDです。
感想
傀儡のように見えてとても芯の強い兄想いな妹でした。
序盤では意思の弱いか弱い少女の印象が強かったのだが、兄の事となると小此木やエルザにも怯まず自分の考えをしっかり主張できる。
奏海の行動主張は全て宗仁を中心としたものであり宗仁の為ならば命ですら平気で投げうつ。一貫性の高い所に非常に惹かれるものがありました。
後猫村ゆきのボイスがかわいいんだ~~~~~これが!
妹萌えな筆者にガン刺さりでした。無限に足に頬ずりしたい。
エルザ・ヴァレンタイン
先の奏海√に入らず、正史√に進むとエルザの物語になります。
竜胆作戦の決行日、父であり総督でもあるウォーレンが作戦直前に夜鴉町(皇国の闇市が行われている場所)に爆撃を強行する。(奉刀会本部が夜鴉町にある為)
宗仁に「忠義」について説かれて自分の忠義について真剣に考えていたエルザは考え抜いた忠義に従って夜鴉町の住民の救助に向かう。
宗仁はエルザについていき一緒に夜鴉町の救助、迎撃を試みる。
その後、爆撃で荒んだ国民を安心させるべく翡翠帝の表明をテレビで放送するが翡翠帝である奏海は自分が小此木に操られている傀儡である、本物の皇姫は実在していて自分は皇帝を騙っていた罪人だという内容のスピーチをしてしまい、証拠を隠滅せんとしたウォーレンが奏海を殺害しようとした所を宗仁に阻まれてエルザに銃殺される。
そして、総督に就任したエルザは皇国がよりよくなる為に行動し、宗仁もついていきましたとさ。ちゃんちゃん。
で終わらせてもいいのですが、余りにも雑なのでエルザの話しのテーマでもある
「忠義」
について少し触れたいなと思います。てゆーかエルザ√話しみじけーんだよ
ある日、知的好奇心からエルザは宗仁や滸に「忠義」とは何かを尋ねる。
エルザ「忠義とは、主に対して絶対服従を誓うものだと思うのだけど、死ねと言われれば死ぬのかしら」
と投げかけ、滸は肯定し、宗仁は否定した。
陛下に尽くし、陛下の為に死ぬ。死に方にも美学があると考える滸。
かっこよく死ぬのでは無く国にとって何が最善かを突き詰め行動すべきと考える宗仁。
実際宗仁は朱璃にただ従うのでは無く、自分の忠義に基づいて朱璃の不明を正している。
忠義の在り方は人それぞれであるという答えにエルザはつまんなそうにして意見を持ち帰る。
その後、奉刀会の作戦中に宗仁とエルザは対峙し、戦闘になる。
武人の力を発揮し宗仁はエルザを無力化し首に刃を当てる。
死を覚悟したエルザだが宗仁はエルザを解放する。
このように、エルザに呆れられるが
この発言を受けてエルザはまた忠義について思慮を巡らせる。
エルザは総督である父ウォーレンに仕えている人間であり、忠義を尽くす対象なのだが、ウォーレンのやり方にエルザは反感を覚えておりそれがますますエルザにとっての忠義の答えが出ない理由になっている。
そんなエルザにとって自分の忠義がはっきりしていて真っ直ぐに生きる宗仁が羨望の的に見えたのである。
そして、竜胆作戦前の空爆を受けて自分の忠義を見つける。
そして、やっと見つけた自分なりの忠義だけを抱き夜鴉町に向かうのである。
感想
どすけべボディ!!最高!!!!
冒頭でHシーンは見てないと書きましたがエルザだけは既読済みです。
べっかんこうさんの描く足ほんとすけべ。
そして話しがめちゃくちゃ短い!!!!!!!
内容は結構纏まってて話し自体は面白かったですけどやっぱりボリューム不足感はありました。でも好き。
椎葉 古杜音(しいのは ことね)
エルザ√に入らず、正史に進むと古杜音の分岐に入る。
竜胆作戦はウォーレンの爆撃によって作戦変更せざるを得なく、奉刀会は皇居を強行し小此木と対峙する。
国の仇と信じていたが小此木は寧ろ国を守る為に苦肉の策を講じていた事実が発覚し、朱璃を追いやったのも前皇帝(名前忘れた)の遺言に忠実に行動していた結果で寧ろ今日まで皇国が皇国として存続していたのは他ならない小此木の功績だったのである。
そんな国の忠臣である小此木の最期の言葉を聞こうとするが、皇国に伝わる三種の神器の鍵になるらしい自らの義眼(だったはず)を朱璃に手渡した所で絶命。
共和国軍の攻勢は凄まじく奉刀会は壊滅的な打撃を負い、宗仁、朱璃、古杜音は命からがら以前朱璃と古杜音が暮らしていた離れの土地である伊勢谷まで逃げる。
一命は取りとめたものの、身体の大半を損傷した宗仁の回復には時間がかかり、打開案を考えるも中々思い浮かばず時間を浪費してしまう。
そんな中、宗仁は不可思議な夢をしばしば見るようになる。遥か昔(2000年位前)を舞台にした自分に酷似した男と朱璃に酷似した皇帝の物語である。
ここで所謂過去編に入る。長いので雑に要約すると鴇田宗仁は2000年前、神の娘である皇国初代皇帝、緋彌之命(ひみのみこと)によって攻めて来た軍事国家『胡ノ国』に対抗するべく作られた存在であるミツルギ(巫女800人以上の命と引き換えに作られた最強の武人)であり、朱璃は緋彌之命の転生した存在である事がわかる。
そして、その夢では2000年前から現在まで皇国に仇なす『禍魄(かはく)』という不死の敵の存在が判明する。
夢から醒めた宗仁は体の治癒と同時に自分に封印されているミツルギの力の解放手段を探す。椎葉家は代々ミツルギに仕えていたという事実もあり、古杜音は一緒にお風呂に入ったり
を試みるが中々戻らない。
遂には大規模な呪術によってミツルギの力を引き出そうととするがこれも失敗に終わり古杜音は力尽きて倒れてしまう。
ここで、呪術の細かい仕様が判明する。大まかに説明すると
- 呪術は大御神の力を借りて世界の因果を捻じ曲げる事ができる代わりに世界に悪影響を及ぼす応報と呼ばれるものも生み出してしまう
- そこで緋彌之命は応報を別世界(根の国)に送るシステムを開発し、巫女達はリスクを気にする事なくバンバン呪術を使用する事が可能になった
- 呪術を使用すると応報の捨て場所である根の国に干渉する必要があり、そこに触れる事によって心が穢れる
なんかこんな話しどこかにあったような気が……
大規模な呪術を使用するに当たって呪術の結界を解く必要があり、結界によって見えなくなっていた伊勢谷の場所が突き止められてしまう。
案の定共和国軍に見つかり、呪術で操られた滸の父、稲生刻庵(いのう こくあん)と対峙する。歴代随一との評判である刻庵との戦いは劣勢だったが古杜音は今まで呪術で治癒をしていた手法を変え、宗仁を道具(剣)と認識し呪術で研ぐ。
これが効果テキメンでミツルギの力を引き出す事に成功。刻庵を倒す。
しかし、ここで終わりでは無く呪術の使い手であり、かつて胡ノ国の巫女でもあった八岐家の血を引く八岐 雪花(やぎ せっか)
との戦闘になる。
古杜音に呪力はほぼ残っておらず一方的にや攻撃を受けるが、呪術を根本的に考え直し、一切の雑念を振り払い純粋な祈りを大御神に捧げる事によって応報を生まない原初の呪術を使うことに成功。雪花撃退(説明が雑になってきた)
雪花が死んだ事によって共和国は呪術を研究することが出来なくなってしまい、研究機関も武人に破壊された為、ウォーレンは皇国に価値を見出せなくなり、撤退する。その後皇国は無事に独立し、古杜音は皇国と共和国を取り持つべく(町のお医者さん的なことを始める)活動していく事になる。
感想
千桃きっての癒し系。大らかな愛とおっぱいで国民を包み込む姿は心が温まりました。
このゲームは前々作である穢翼のユースティアと雰囲気の方向性が似ており、基本的に殺伐としているのですが、この子はどこまでいっても人に優しいのが心のオアシスって感じでした。性格も立ち位置も違うけどティアみたいな心のやすらぎを与えてくれました。
ロリ巨乳は正義。
宮國 朱璃(みやぐに あかり)
今作のメインヒロインである皇姫。凛々しい雰囲気だが普段は王室的な雰囲気を感じさせないいたって普通の女の子。人当たりもいいから勘違いオタク君大量発生しそう。古杜音と花嫁的なさむしんぐをしなかった場合朱璃√及び正史エンドとなる。
雪花は退けるが、古杜音の呪術によって雪花が持っていた勾玉が割れ、禍魄の力が目覚めてしまう。
ミツルギの力を取り戻した宗仁でさえ禍魄は止められす、古杜音をさらって消えてしまう。
その気になればいつでも皆殺しにできる力を持っているが、禍魄の存在理由は「緋彌之命(朱璃)に最も美しい景色を見せる」事なので朱璃や宗仁はあえて見逃し、皇国を「美しい景色」にする準備を進める。
とうとう2人になってしまったが皇居にある残りの三種の神器を求めて皇国に戻る。
そこで見た光景は、禍魄が神器である天御鏡の力を使って人の心を操り皇国人と共和国が入り乱れて殺し合いをさせているという見るも無惨な光景であった。
すぐさま皇居に眠っている三種の神器である勾玉を手に入れる。が、そこで禍魄が現れる。禍魄を打倒すべく、勾玉の力を使い緋彌之命とミツルギを呼び起こす。
朱璃の人格、宗仁の人格を消滅させ元の力を取り戻した2人は禍魄を切り伏せ天御鏡を止める。
ここで禍魄の正体が明らかになる。大体察しはついてたけど禍魄はミツルギを呪術によって作ったことによる応報、つまり『皇国に降りかかる厄災を斬るもの』の対になる『皇国に厄災をもたらすもの』であったのである。
なので、禍魄を完全に消滅させるにはミツルギである宗仁が消滅しなければならない......
緋彌之命とミツルギは呪術で再現された二千年前の皇国を練り歩く。そこでまだ自分たちの中には朱璃と宗仁の魂が残っており、このままでは力を完全に引き出すことはできないということが判明する。そこで自分が再び消滅することによって体にある元の人格を復活させようとする。
ついに禍魄と決着をつけようと立ち向かう2人。だが、人としての道を選択した宗仁は完全な道具である禍魄に太刀打ちできない。朱璃のバックアップもあってなんとか禍魄を封じこめるものの呪力不足で封印は失敗する。
その裏で、呪術の依り代として攫った古杜音を使って雪花はなんか千年アイテムみたいなやつを召喚する
これを見て恐慌した(アビスバースト!)共和国軍が千年眼に向けて攻撃をしてしまうが神に前では無力であり、逆に大量の雷を降らし皇国を滅ぼそうとする。
神を打倒するなど不可能なことを本能的に察した宗仁は自分を供物として捧げる永遠に根の国にある因果の歪みを切り払う代わりに怒りを鎮めて貰うよう冀う。
祈りが届き、宗仁の対である禍魄も捧げられて皇国に平和が訪れる。
時は進み1年後の桃花祭、朱璃は皇帝として懸命に皇国の為に働いていた。
だが、宗仁が消えてぽっかりと心に穴が開いてしまった朱璃は虚無虚無プリンになってしまう。
そして、とうとう耐えきれず、涙は桃の花弁となり天京に降り注ぐ。ある者はそれを美しいと感嘆し、ある者はそれを悲しげだと憂う。桃の花弁は祈りとなり大御神まで届く。祈りに応えた大御神は根の国にある歪みを浄化し、宗仁を元の世界に戻そうとする。しかし対の存在である禍魄が引き戻そうとするが宗仁の中にいるリトル宗仁ミツルギが分離し、禍魄を押さえつけ宗仁は元の世界に帰れる。
そして、朱璃と一年振りに再会する。
感想
カリスマ性と人間味の化学反応~!(これわかった人は筆者とお友達になれます)
根本にはちゃんと高貴な部分もあるけど基本的には普通の女の子。感情表現も豊かだし結構嫉妬深い。
でも筆者は基本的にピンク髪で巨乳(朱璃は巨乳というには少し控えめかもしれないが)の女の子が好きなんですけど朱璃はあまり惹かれなかったんですよね……
実際ほとんど物語の紹介に終始していてあまりキャラについて語れていない......
いや、いい子だとは思うんですけどね~~~~~~~
総括
ユースティアでの成功で殺伐とした話しも出来ることを証明している8月のダークファンタジー。ただ、ユースティアほどの暗い雰囲気は出さず、マイルドになっている印象があるので暗い話しが苦手な人にも勧められると思う。
全体として、非常に読みやすいし世界観作りも頑張っていたがどうにも中途半端感がある。
話しの整合性が破綻しているとかではないが、平安チックな世界と現代の融合がもうちょっと作り込まれていると良かった。
シナリオも全体として綺麗にまとまっているが最後があまりにもご都合過ぎて(大御神様便利すぎる)少し残念だった。
結局ミツルギは一生根の国にいるし完全なハッピーエンドではない。だが何かを得るためには何かを失わければいけないのです。ビターエンド(っていうほどでもないが)はそれはそれで好物なので。
演出は業界最高峰だと思う。
特に光の使い方がホントに上手い。アニメを見ている様な没入感を味わえた。
BGMも和風中心だが似たり寄ったりな印象はあまり受けず、物語の引き立て役として大いに貢献していたと思う。
特に古杜音のBGMが好き。
疲れたのでこれで終わりです。
次回は未定です。低乱数で書きます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。